■2015年9月4日
「対談 × 」第3回
北井一夫 × 石原悦郎 トークイベント開催のご案内
2015年9月26日 (土) 14:30 〜 15:30 (先着30名・予約不要・立ち見席有)
会場:ツァイト・フォト・サロン (東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F)
この度、ツァイト・フォトでは『対談 ×(かける)』と題したトークイベントを開催いたします。これは主に弊廊にて展覧会を開催中のアーティストとオーナー石原悦郎による対談です。第3回は8月28日から写真展を開催する北井一夫と石原悦郎の対談をおこないます。
ツァイト・フォトが1978年にオープンした翌年、北井一夫はツァイト・フォトで『村へ』の展覧会を開催しています。
『村へ』は76年に第一回木村伊兵衛写真賞受賞し、北井の代表作の一つでもあります。
北井一夫は当時からカメラ雑誌『アサヒカメラ』などで活躍する写真家でした。70年代後半まで写真家の活躍する舞台は雑誌が中心的でした。現在においてはスタンダードになっているオリジナル・プリントの展示に対して、当時は反対する声があった程です。石原は「今思えば、それは日本に長く根付いてきた写真のジャーナリズムに反した行為だと、拒絶されたのかもしれない」と振り返ります。一方、北井一夫は『抵抗』『三里塚』など社会闘争の場面を撮っていた作家でしたが、北井自身は「弱い者の代わりに社会を訴えるというスタンスとは距離をおいていた。」と語ります。また、その心理が北井を村へ導いていったのです。こうして、石原からオリジナル・プリントの展示をしてみないかと誘いの声がかかったときも、「おもしろいな、やってみよう」と応じたといいます。そういう北井のどこにも属さない、一貫して独立したスタイルが今日の写真家・北井一夫に繋がっています。
北井と石原が見てきたおよそ半世紀に渡る時代は、写真にとって激動の時代です。雑誌からオリジナル・プリントへと時代が移り行く中でそれぞれが何を選択しどのように表現に携わってきたのでしょうか。両者が見てきた歴史とこれからについて語ってもらいます。

©Kazuo Kitai
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