news projects exhibition links  
English
list

鷹野 隆大  Ryudai Takano

福井県生。早稲田大学在学中に写真を撮り始める。1994年に初の個展「壊れゆく女の標本」を皮切りに、人物写真を中心に発表。トルコやドイツをはじめ国際的に展覧会に参加。2000年の個展「ヨコたわるラフ」(ツァイト・フォト・サロン)以降、ほぼ等身大に拡大したプリントを作成しはじめる。代表作に「IN MY ROOM」「男の乗り方」他。これらの作品では主に、男性のヌードや女装をモチーフにしているが、法規制への考慮もあり性器を隠すため、上半身と下半身が分断されるという新たな身体表現を実現させた。性器を欠いたことで性が曖昧となり、既成概念化したジェンダーを揺るがす写真との評価が高い。一方で、撮られることに決して慣れてはいない男性たちの戸惑いは、その表情にジェンダーの居場所を残しており、ただの肉体としての個人になる一歩手前の身体を捉えている。鷹野の写真は、その初期作品の裸体の男女の肉体が絡み合う「集合する肉体」('96)で表現された原始的な身体性から出発し、より文化的にリアリティのある身体へと向かっている。第31回木村伊兵衛写真賞(2006)受賞他。その他に98年より毎日欠かさず撮り続けた「毎日写真」シリーズがある。


1963年 福井市生まれ
1987年 早稲田大学 政治経済学部卒
2006年 第31回木村伊兵衛写真賞受賞


〈主な個展〉

1994年  「こわれてゆく女の標本」 平永町橋ギャラリー/東京
1994年  「日本」 コニカプラザ東ギャラリー/東京

1995年  「ポルノグラフィー」 平永町橋ギャラリー/東京

1996年  「集合する肉体」 イル・テンポ/東京

1999年  「人体ーその等倍という幻想」 ツァイト・フォト・サロン/東京

2000年  「ヨコたわるラフ」 ツァイト・フォト・サロン/東京
2000年  「カ・ラ・マ・ル」 ギャラリーmai/東京

2001年  「たとえば、裸体」 イル・テンポ/東京

2002年  「Twelve Messengers(十二使徒)」 ツァイト・フォト・サロン/東京

2005年  「Common Sense」 ツァイト・フォト・サロン/東京

2006年  「イン・マイ・ルーム」 ナディッフ/東京
2006年  「第31回木村伊兵衛写真賞受賞作品展」 コニカミノルタプラザ/東京
2006年  「男の乗り方」 ツァイト・フォト・サロン/東京
2006年  「ぼくの部屋」 ギャラリーM/愛知

2007年  「毎日写真」ラムフロム・ザ・コンセプトストア/東京

2008年  「毎日写真」ユミコチバアソシエイツ ビューイングルーム/東京
2008年  「ぱらぱら」ツァイト・フォト・サロン/東京
2008年  「ゆらぎ」カームアンドパンクギャラリー/東京

2009年  「おれと」 ナディッフ/東京
2009年  「男の乗り方」 GALLERY at lammfromm/東京
2009年  「花街びと」 ギャラリーエム/愛知
2009年  「公開制作 46 記録と記憶とあと何か」 府中市美術館/東京
2009年  「花々し」 新宿高島屋10階美術画廊/東京
2009年  「アーリーモノクローム」 日本橋高島屋6階美術画廊X/東京

2010年  「イキガー」 ギャラリーラファイエット/沖縄
2010年  「それでも、ワールドカップ」東塔堂/東京
2010年  「金魚ブルブル」ツァイト・フォト・サロン/東京
 

〈主なグループ展〉

2000年  「VOCA展2000」上野の森美術館/東京

2001年  「手探りのキッス 日本の現代写真」東京都写真美術館/東京

2002年  「手探りのキッス 日本の現代写真」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/香川
2002年  「Japanese Contemporary Art 展」トルコ中央銀行ギャラリー/イスタンブール他

2003年  「Mask of Japan : Japanese Contemporary Photography」aura gallery/上海

2004年  「日常の変貌」群馬県立近代美術館/群馬
2004年  「out of the ordinary / extraordinary」カーサ・アジア/バルセロナ

2005年  「85/05:幻のつくば写真美術館からの20年」せんだいメディアテーク/宮城
2005年  「ポスト・ジェンダー」ティコティン美術館/ハイファ(イスラエル)受賞

2006年  第31回「木村伊兵衛写真賞」受賞(受賞作「In My Room」2005)

2007年  「Art@Agnes2007」アグネスホテル アンド アパーツメンツ/東京
2007年  「A Privete History」Fotografisk Center/コペンハーゲン
2007年  「Japan Caught by Camera - Works from the photographic Art in Japan」
2007年  上海美術館/上海

2007年  「現代日本芸術祭」へイリ芸術村/韓国

2008年  「液晶絵画Still/Motion」三重県立美術館/三重、国立国際美術館/大坂
2008年  「鷹野隆大X尾仲浩二 上海二人展」ギャラリー街道/東京
2008年  「九段下ビル 写真アーカイブ展」九段下ビル/東京
2008年  「写★新世界」 せんだいメディアテーク、宮城
2008年  「PARIS PHOTO 2008」 カルーセル・ドゥ・ルーブル、パリ フランス
2008年  「Backlight 2008 Tickle Attack 8th International Photography Triennial」
2008年  エキシビジョンセンターTR1/タンベレ、フィンランド
2008年  「Daegu Photo Biennale 2008」 EXCO テグエキシビジョンアンドコンペン
2008年  ションセンター/韓国

2009年  高松次郎|鷹野隆大「”写真の写真”と写真」 太宰府天満宮宝物殿/福岡
2009年 「中国現代美術との出会い -日中当代芸術にみる21世紀的未来-」栃木県立美
2009年 術館/栃木

2009-2010年「貴方を愛するときと憎むとき」 沖縄県立博物館・美術館/沖縄

2010年  「まばゆい、がらんどう」 東京藝術大学大学美術館/東京
2010年  「私を見て!ヌードのポートレイト」 東京都写真美術館/東京
2010年  「木村伊兵衛写真賞35年周年記念展」 川崎市民ミュージアム/神奈川
2010年  「Beyond The Border」Tangram Art Center/上海
2010年  「スナップショットの魅力-かがやきの瞬間-」東京都写真美術館/東京
2010年  「写真分離派宣言」ナディッフ/東京

2011年  「MODERNITY STRIPPED BARE」University of Maryland/ワシントン

〈コレクション〉

東京都写真美術館
国際交流基金
川崎市民ミュージアム
上海美術館
太宰府天満宮


〈出版〉

『In My Room』2005、蒼穹舎(限定550部)
『鷹野隆大 1993−1996』2006、蒼穹舎(限定700部)サイト
『ぱらぱら まりあ/としひさ』 Akio Nagasawa Publishing 2009年
『ぱらぱら ソフトクリーム/歯磨き』 Akio Nagasawa Publishing 2009年
『男の乗り方』 Akio Nagasawa Publishing 2009年
『カスババ』大和プレス 2011年

[ユミコチバアソシエイツ]
http://www.ycassociates.co.jp